A四字熟語②-1
鵬程万里(ほうていばんり)
旅路や道のりが遠く隔たっていることのたとえ。
輪廻転生(りんねてんしょう)
死んでは生まれ変わり、また死んでは生まれ変わるというふうに、何度も生死を繰り返すこと。
玩物喪志(がんぶつそうし)
無用のものに熱中して、本業を忘れること。
欣喜雀躍(きんきじゃくやく)
雀が飛び跳ねるように、小躍りして喜ぶこと。有頂天になること。
醇風美俗(じゅんぷうびぞく)
厚くて素直な人情と、好ましい風俗や習慣。
街談巷説(がいだんこうせつ)
街の中でささやかれる、いい加減でとるにたりないうわさ話のこと。
曲学阿世(きょくがくあせい)
真理を曲げて、世間や時勢におもねった言動をすること。
羊頭狗肉(ようとうきにく)
外見と実質が一致しないことのたとえ。見掛け倒しであること。
古色蒼然(こしょくそうぜん)
見るからに古びた趣をたたえている様子。古めかしいさま。
行住坐臥(ぎょうじゅうざが)
日常の立ち振る舞いのこと。ふだん。
旭日昇天(きょくじつしょうてん)
朝日が勢いよく天空に昇るように、勢いがきわめて盛んなこと。
綾羅錦繍(りょうらきんしゅう)
きらびやかで美しいもののこと。また、美しく着飾ること。
栄耀栄華(えいようえいが)
富や権勢を背景に、ぜいたくの限りを尽くすこと。また、おごりたかぶること。
蚊虻走牛(ぶんぼうそうぎゅう)
小さなものが強大なものを制すること。また、ささいなことが原因となって、大きな事件や災難が引き起こされるということ。
臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
目的を達成するために機会を待ち、苦難に耐えること。薪の上に寝て、苦い肝をなめる意。
四面楚歌(しめんそか)
周囲をすべて敵に囲まれて、援護してくれるものもなく孤立していること。
純真無垢(じゅんしんむく)
純粋でけがれのない、清らかな心を持っていること。
前途遼遠(ぜんとりょうえん)
目的地までの道のりや目標達成までの今後の行程が非常に遠くて長いこと。
抜山蓋世(ばつざんがいせい)
勢いが非常に強く、気力に満ち溢れているさま。勇壮な気質のたとえ。
抜本塞源(ばっぽんそくげん)
災いの根本原因を取り除き、再び弊害が起こらないようにすること。