A四字熟語③-1
規矩準縄(きくじゅんじょう)
「規」はコンパス、「矩」は定規、「準」は水準器、「縄」は墨縄のことで、いずれも測定用の工具。転じて、物事の標準、手本の意。
欣求浄土(ごんぐじょうど)
死後、極楽浄土にいけるように、心から願い求めること。
斬新奇抜(ざんしんきばつ)
物事の着想が独特であるうえに、これまでに類がないほど新しいさま。
頓首再拝(とんしゅさいはい)
頭を地にすりつけるようにして拝礼すること。手紙文などの最後に書く、相手への敬意を表す語。
眉目秀麗(びもくしゅうれい)
顔かたちがすぐれ、美しく整っているさま。男性の容貌について用いる語。
不倶戴天(ふぐたいてん)
同じ空の下どともにともに生きることはできないと思うほど、恨みや憎しみが深いこと。
捧腹絶倒(ほうふくぜっとう)
腹を抱えて転げまわるほどに大笑いすること。
矛盾撞着(むじゅんどうちゃく)
物事の辻褄が合わなくて、前後が食い違っていること。
阿鼻叫喚(あびきょうかん)
非常にむごたらしいさま。
意気軒昴(いきけんこう)
意気込みが盛んで、奮い立つさま。元気のあるさま。
風餐露宿(ふうさんろしゅく)
風の中で食事をし、露に濡れながら夜を過ごすこと。野宿をすること。
盲亀浮木(もうきふぼく)
出会ったり、実現したりする可能性が極めて低いこと。めったに起こらないこと。
孟母断機(もうぼだんき)
学業を途中で放棄する愚かさを戒めるたとえ。
孟子の母の教え。
阿附迎合(あふげいごう)
へつらい、おもねること。
一蓮托生(いちれんたくしょう)
行動や運命を共にすること。浄土信仰から生まれた考えで、死後、極楽で同じ蓮華の上に生まれ変わること。
一張一弛(いっちょういっし)
時に優しく、時に厳しく対すること。
一目瞭然(いちもくりょうぜん)
ひと目見ただけではっきりわかること。または、そのさま。
加持祈祷(かじきとう)
病気や災難などから身を守るために神仏に祈ること。
気息奄奄(きそくえんえん)
息も絶え絶えで、今にも死にそうなさま。「奄奄」は息が絶え絶えで、虫の息の状態であるという意。
魚網鴻離(ぎょもうこうり)
魚を捕らえようと思ったのに大きな鳥がかかる意から、求めるものと実際に手に入れたものとが異なることのたとえ。