C四字熟語①-2
春蛙秋蝉(しゅんあしゅうぜん)
春の蛙と秋の蝉はどちらもやかましく鳴き騒ぐことより、うるさいだけで何の役にも立たない無用な言論のこと。
周章狼狽(しゅうしょうろうばい)
「周章」も「狼狽」も思いがけないことに遭遇してうろたえ騒ぐこと。
折衝禦侮(せっしょうぎょぶ)
敵の攻撃を防いで相手を恐れさせること。
紫蘭玉樹(しらんぎょくじゅ)
才能に恵まれた他人の子弟をほめていう語。また、一族けら優れた人材が輩出することのたとえ。
剛毅果断(ごうきかだん)
意志が強くて気力に富み、思い切りがよいこと。
紅毛碧眼(こうもうへきがん)
赤い髪の毛と青い眼。すなわち、西洋人のこと。
古色蒼然(こしょくそうぜん)
見るからに古びた趣をたたえている様子。古めかしいさま。
九鼎大呂(きゅうていたいりょ)
貴重なもの、貴重な地位や名声などのたとえ。
玉砕瓦全(ぎょくさいがぜん)
名誉や正義などを重んじて潔く死ぬことと、何もなすことなくいたずらに生きながらえること。
魚目燕石(ぎょもくえんせき)
外観こそ似ているものの、内実は本物とはまったく異なる偽物であること。偽物が本物の価値やわ損なうたとえ。