B対義語・類義語①-1
(対義語)
1.軟弱(なんじゃく)
意志、態度などがしっかりしてないこと。
↔︎強硬(きょうこう)
自分の主張や意志を曲げないさま。
2.不毛(ふもう)
土地がやせていて作物や草木が育たないこと。
↔︎肥沃(ひよく)
土地が肥えていて、農作物がよくできること。
3.冨貴(ふき)
金持ちで、かつ地位や身分が高いこと。
↔︎貧賤(ひんせん)
貧しくて身分が低いこと。
4.黄昏(たそがれ)
夕方の薄暗くなった頃。
↔︎昧旦(まいたん)
毎朝。朝ごと。
5.懸絶(けんぜつ)
非常に大きな差があること。
↔︎伯仲(はくちゅう)
力が釣り合っていて、優劣のつけがたいこと。
6.暴露(ばくろ)
むき出しにすること。
↔︎隠蔽(いんぺい)
人に知られないように隠すこと。
7.弥縫(びほう)
失敗や欠点を一時的にとりつくろうこと。
↔︎破綻(はたん)
破れほころびること。
8.危惧(きぐ)
あやぶみ、おそれること。
↔︎安堵(あんど)
不安や心配が解消されてほっとすること。
9.乱射(らんしゃ)
弾丸、矢などを的をさだめずむちゃくちゃに発射すること。
↔︎狙撃(そげき)
目標を狙って撃つこと。
10.灌木(かんぼく)
低い木。
↔︎喬木(きょうぼく)
丈の高い木。
(類義語)
1.果報(かほう)
よい運を授かって幸福なこと。
=冥利(みょうり)
その場にいる者として、これ以上の幸せはないと思うこと。
2.苛烈(かれつ)
厳しく激しいこと。
=峻厳(しゅんげん)
非常に厳しいこと。
3.懐柔(かいじゅう)
うまく扱って、自分の思う通りに従わせること。
=籠絡(ろうらく)
巧みに手なずけて、自分の思い通りに操ること。
4.核心(かくしん)
物事の中心となる大切なところ。
=正鵠(せいこく)
物事の急所、要点。
5.葛藤(かっとう)
人と人とが互いに譲らず対立し、いがみ合うこと。
=悶着(もんちゃく)
感情や意見の食い違いから起こるもめごとのこと。
6.茅屋(ぼうおく)
草ぶきの屋根の家のこと。
=草庵(そうあん)
日本の上古から中世期に出現する建築様式で、「草」は草葺ないし草壁を意味する。
7.傍観(ぼうかん)
手を出さずに、ただそばで見ていること。
=座視(ざし)
黙って見ているだけで、手出ししないこと。
8.監視(かんし)
警戒して見張ること。
=哨戒(しょうかい)
敵の襲撃を警戒して、軍艦や飛行機で見張りをすること。
9.看破(かんぱ)
見破ること。
=洞察(どうさつ)
物事や人の本質まで見抜くこと。
10.還付(かんぷ)
もとの持ち主に返すこと。
=返戻(へんれい)
返したり戻したりすること。