漢字検定準1級メモ

漢字検定準1級にチャレンジ!果たして合格できるのか?

C故事・諺-3

1.医者の薬も匙加減。 (いしゃのくすりもさじかげん) 何事もほどよいことが大切だというたとえ。 どんなによい薬でも、分量や調合が適切でないと効きめがない意から。 2.百年河清を俟つ。 (ひゃくねんかせいをまつ) 常に濁っている黄河の水の澄むのを百年も…

C故事・諺-2

1.箸にも棒にも掛からぬ。 (はしにもぼうにもかからぬ) ひどすぎてどうにも手がつけられない。 2.口中の雌黄。 (こうちゅうのしおう) 一度口にしたことば、発表した文章の表現などに誤りや不適切なところがあれば、すぐに訂正することのたとえ。転じて、口か…

C故事・諺-1

1.敷居を跨げば七人の敵あり。 (しきいをまたげばしちにんのてきあり) 男がいったん家の敷居をまたぐと、外にはすでに多くの敵が待ち構えているという意味から。「七人」は「多くの」という意味。 2.嬰児の貝を以て巨海を測る。 (えいじのかいをもってきょか…

B故事・諺②-3

1.麦藁蛸に祭鱧。 (むぎわらだこにまつりはも) タコは、麦の収穫の6月頃、ハモは夏祭りの頃がうまいという意味で、どちらも旬の時期をいったもの。 2.辛夷の花の盛りが苗代の盛り。 (こぶしのはなのさかりがなわしろのさかり) こぶしの花の開花する頃に、田…

B故事・諺②-2

1.馬革に屍をつつむ。 (ばかくにしかばねをつつむ) 戦死した者を馬の皮に包んで送り返す。 転じて、戦場で死ぬこと。 また、従軍した以上は生還を期さないという勇士の覚悟をいう。 2.叩くに小を以てすれば則ち小鳴す。 (たたくにしょうをもってすればすなわ…

B故事・諺②-1

1.欲の熊鷹、股裂くる。 (よくのくまたか、またさくる) あまり欲張ると、災いを招くというたとえ。二頭の猪をつかんだ熊鷹が、左右に逃げようとした猪を放さなかったために、熊鷹の股が裂けてしまったという話から。 2.田も遣ろう、畦も遣ろう。 (たもやろう…

B故事・諺①-3

1.肝胆相照らす。 (かんたんあいてらす) お互いに心の奥底まで打ち明けあって、親しく交際すること。「肝胆」は、肝臓と胆嚢のこと。転じて、心の奥底の意。 2.帰心矢の如し。 (きしんやのごとし) 自分の家や故郷に帰りたいと思う気持ちが非常に強いこと。「…

B故事・諺①-2

1.朝に紅顔ありて夕べに白骨となる。 (あさにこうがんありねゆうべにはっこつとなる) 元気のよい紅顔の少年が、不意に死んで骨になってしまうくらい、人生は無常で、人の生死は全く予想も出来ないということ。「紅顔」は年若い者の血色のよい顔。 2.雲雀の口…

B故事・諺①-1

1.瓢簞から駒が出る。 (ひょうたんからこまがでる) 起こるはずのないことが起こること。 2.蛭に塩。 (ひるにしお) 蛭は塩をかけられると縮んでしまうところから、苦手なものを前にして縮み上がってしまうことのたとえ。 3.門松は冥土の旅の一里塚。 (かどま…

A故事・諺②-3

1.天を仰いで唾する。 (てんをあおいでつばきする) 天に向かって唾を吐くと、自分の顔に落ちてくることから、人に害を与えようとして、かえって自分自身がひどい目にあうことのたとえ。 2.蜘蛛の子を散らす。 (くものこをちらす) 蜘蛛の子の入っている袋を破…

A故事・諺②-2

1.雪駄の裏に灸。 (せったのうらにきゅう) 長居の客を早く帰らせるまじない。 2.死は或いは泰山より重く、或いは鴻毛より軽し。 (しはあるいはたいざんよりおもく、あるいはこうもうよりかろし) 人は命を惜しんで犬死にしないようにすべき場合もあり、また命…

A故事・諺②-1

1.犬骨折って鷹の餌食。 (いぬほねおってたかのえじき) 鷹狩りで犬が苦労して草むらから獲物を追い出しても、鷹に取られてしまうという意から、苦労して手に入れかけたものを他人に横取りされてしまうことのたとえ。 2.衣食足りて栄辱を知る。 (いしょくたり…

A故事・諺①-3

1.蚤の息も天に上がる。 (のみのいきもてんにあがる) 蚤のような取るに足りないものでも、一心に努力すれば何事もなしとげることができるというたとえ。 2.煩悩なければ菩提なし。 (ぼんのうなければぼだいなし) 人間を悩ます煩悩も悟りの契機になるというこ…

A故事・諺①-2

1.幽谷より出でて喬木に遷る。 (ゆうこくよりいでてきょうぼくにうつる) 春になると、深山の鳥が暗い谷間から出て高い木に飛び移る意より、学徳や地位が上昇することのたとえ。 2.蕎麦の花見て蜜を取れ。 (そばのはなみてみつをとれ) 初秋に蕎麦の花の咲いた…

A故事・諺①-1

1.栴檀は双葉より芳し。 (せんだんはふたばよりかんばし) 栴檀が発芽したばかりの頃から香気を放つように、大成する人物は子供のときから人並みはずれて優れたところがあるというたとえ。 「栴檀」は香木である白壇のこと。 2.糟糠の妻は堂より下さず。 (そ…

C対義語・類義語②-3

(対義語) 1.迫害(はくがい) 弱い立場の者などを追い詰めて苦しめること。 ↔︎庇護(ひご) かばって守ること。 2.遅鈍(ちどん) 行動がのろくて鈍いこと。 ↔︎敏捷(びんしょう) 動作がすばやいこと。 3.微賤(びせん) 地位、身分が低くていやしいこと。 ↔︎顕貴(け…

C対義語・類義語②-2

(対義語) 1.悲傷(ひしょう) 悲しんで心をいためること。 ↔︎欣悦(きんえつ) 喜ぶこと。 2.論難(ろんなん) 相手の誤りや欠点などを論じて非難すること。↔︎反駁(はんばく) 他人の主張や批判に対して論じ返すこと。 3.公平(こうへい) すべてのものを同じように扱…

C対義語・類義語②-1

(対義語) 1.豊稔(ほうねん) 豊かに実ること。 ↔︎凶荒(きょうこう) 農作物の出来が非常に悪いこと。 2.奇抜(きばつ) 普通のものとなみはずれて異なっているさま。 ↔︎常套(じょうとう) きまりきった、またはありふれたやり方。 3.抑止(よくし) 抑えつけて活動…

C対義語・類義語①-3

(対義語) 1.蓄積(ちくせき) たくさん蓄えること。 ↔︎蕩尽(とうじん) 財産などを使い果たすこと。 2.抽出(ちゅうしゅつ) 多くの中からある特定のものを抜き出すこと。 ↔︎悉皆(しっかい) ことごとく、みな全部。残らず。 3.直進(ちょくしん) まっすぐ進むこと…

C対義語・類義語①-2

(対義語) 1.惰弱(だじゃく) 気持ちに張りがなくだらけていること。 ↔︎剛毅(ごうき) 意志が堅くて強く、くじけないこと。 2.駄馬(だば) 下等な馬。 ↔︎駿馬(しゅんめ) 足の速いすぐれた馬。 3.泰然(たいぜん) どっしりとしていて落ち着いたさま。 ↔︎狼狽(ろう…

C対義語・類義語①-1

(対義語) 1.明瞭(めいりょう) はっきりしていること。 ↔︎模糊(もこ) ぼんやりしているさま。 2.崇敬(すうけい) あがめうやまうこと。 ↔︎冒瀆(ぼうとく) 神聖なものをおかし、けがすこと。 3.正史(せいし) 国家によって編集され、正しいとされる歴史書。 ↔︎稗…

B対義語・類義語②-3

(対義語) 1.失墜(しっつい) 名誉、権威などを失うこと。 ↔︎挽回(ばんかい) 失ったものを取り戻してもとの状態にすること。 2.諫言(かんげん) 目上の人の過失などを指摘して忠告すること。 ↔︎追従(ついしょう) 他人の気にいるような言動をすること。 3.断行(…

B対義語・類義語②-2

(対義語) 1.賢明(けんめい) 賢くて、物事の判断が適切であること。 ↔︎迂愚(うぐ) 物事に疎く愚かなこと。 2.広漠(こうばく) 広々として果てしないさま。 ↔︎狭窄(きょうさく) すぼまって狭いこと。 3.荒蕪(こうぶ) 土地が荒れていて雑草などが生い茂っている…

B対義語・類義語②-1

(対義語) 1.奇手(きしゅ) 奇抜な手段。かわったやり方。 ↔︎定石(じょうせき) 物事をするときの最上とされる方法、手段。 2.繊弱(せいじゃく) 弱々しいこと。 ↔︎堅牢(けんろう) 強くしっかりしていること。 3.新奇(しんき) 新しくて人の目をひくさま。 ↔︎旧套…

B対義語・類義語①-3

(対義語) 1.謙抑(けんよく) へりくだって控えめにすること。 ↔︎不遜(ふそん) へりくだる気持ちがないこと。 2.覚醒(かくせい) 目が覚めること。 ↔︎昏睡(こんすい) 前後も知らず深く眠り込むこと。 3.寛大(かんだい) 度量が大きく、思いやりがあり、むやみに…

B対義語・類義語①-2

(対義語) 1.安泰(あんたい) 無事でやすらかなこと。 ↔︎危殆(きたい) 非常に危ないこと。 2一斑(いっぱん) 全体から見てわずかな部分。 ↔︎全貌(ぜんぼう) 全体の姿のこと。 3.英明(えいめい) すぐれて賢いこと。 ↔︎愚昧(ぐまい) 愚かで道理に暗いさま。 4.恩…

B対義語・類義語①-1

(対義語) 1.軟弱(なんじゃく) 意志、態度などがしっかりしてないこと。 ↔︎強硬(きょうこう) 自分の主張や意志を曲げないさま。 2.不毛(ふもう) 土地がやせていて作物や草木が育たないこと。 ↔︎肥沃(ひよく) 土地が肥えていて、農作物がよくできること。 3.冨…

A対義語・類義語②-3

(対義語) 1.卑近(ひきん) 身近でありふれていること。 ↔︎迂遠(うえん) まわりくどいさま。 2.優柔(ゆうじゅう) ぐずぐずとして決断力がにぶいこと。 ↔︎果断(かだん) 決断力のあること。 3.追跡(ついせき) 逃げる者の後を追いかけること。 ↔︎遁走(とんそう)…

A対義語・類義語②-2

(対義語) 1.寛容(かんよう) 広い心を持ち、他を受け入れるさま。 ↔︎峻厳(しゅんげん) 非常に厳しいこと。 2.浅瀬(あさせ) 川や海などの浅いところ。 ↔︎深淵(しんえん) 深い淵。 3.鮮明(せんめい) あざやかではっきりしているさま。 ↔︎模糊(もこ) ぼんやりし…

A対義語・類義語②-1

(対義語) 1.軽侮(けいぶ) 人を見下してばかにすること。 ↔︎畏敬(いけい) 崇高なものや偉大な人をおそれうやまうこと。 2.激賞(げきしょう) 大いに褒めること。 ↔︎痛罵(つうば) 手ひどくののしること。 3.豪胆(ごうたん) 度胸があって、ものに動じないこと。 …