2021-05-28から1日間の記事一覧
1.箸にも棒にも掛からぬ。 (はしにもぼうにもかからぬ) ひどすぎてどうにも手がつけられない。 2.口中の雌黄。 (こうちゅうのしおう) 一度口にしたことば、発表した文章の表現などに誤りや不適切なところがあれば、すぐに訂正することのたとえ。転じて、口か…
1.敷居を跨げば七人の敵あり。 (しきいをまたげばしちにんのてきあり) 男がいったん家の敷居をまたぐと、外にはすでに多くの敵が待ち構えているという意味から。「七人」は「多くの」という意味。 2.嬰児の貝を以て巨海を測る。 (えいじのかいをもってきょか…
1.麦藁蛸に祭鱧。 (むぎわらだこにまつりはも) タコは、麦の収穫の6月頃、ハモは夏祭りの頃がうまいという意味で、どちらも旬の時期をいったもの。 2.辛夷の花の盛りが苗代の盛り。 (こぶしのはなのさかりがなわしろのさかり) こぶしの花の開花する頃に、田…
1.馬革に屍をつつむ。 (ばかくにしかばねをつつむ) 戦死した者を馬の皮に包んで送り返す。 転じて、戦場で死ぬこと。 また、従軍した以上は生還を期さないという勇士の覚悟をいう。 2.叩くに小を以てすれば則ち小鳴す。 (たたくにしょうをもってすればすなわ…
1.欲の熊鷹、股裂くる。 (よくのくまたか、またさくる) あまり欲張ると、災いを招くというたとえ。二頭の猪をつかんだ熊鷹が、左右に逃げようとした猪を放さなかったために、熊鷹の股が裂けてしまったという話から。 2.田も遣ろう、畦も遣ろう。 (たもやろう…