A四字熟語②-2
甜言蜜語(てんげんみつご)
蜜のように甘く、聞いて快く感じる言葉。
鳩首凝議(きゅうしゅぎょうぎ)
一所に集まって、額を寄せ合って相談すること。
牽強付会(けんきょうふかい)
道理に合わなくても、自分の都合のよいように無理にこじつけること。
捲土重来(けんどちょうらい)
一度しっぱいした者が、疾風が土を巻き上げるような勢いで、再び盛り返してくること。
天佑神助(てんゆうしんじょ)
天の助けと神の加護。予期せぬ偶然に恵まれて助かること。
猪突猛進(ちょとつもうしん)
目標に向かって、まっしぐらに突き進むこと。
情緒纏綿(じょうちょてんめん)
情愛が深く細やかで離れにくいさま。
「じょうしょてんめん」とも読む。
啐啄同時(そったくどうじ)
熟した気をとらえて、すかさず悟りに導くこと。逃すことのできない好機のこと。
鉤縄規矩(こうじょうきく)
「鉤」「縄」「規」「矩」は、それぞれ曲線、直線、円、方形を描くための道具。転じて、物事の基準や法則となるもののこと。
百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)
百尺もある竿の先端の意で、到達しうる最高点のたとえ。
麦秀黍離(ばくしゅうしょり)
亡国の嘆き。世の移り変わりを嘆くたとえ。「麦秀」は麦の穂が伸びていること。「黍離」は黍(きび)などが生い茂ったさま。
道聴塗説(どうちょうとせつ)
学問や知識などの解釈がいい加減で、自分のものになっていないこと。受け売りの学問、知識であるということ。