B四字熟語③-1
城狐社鼠(じょうこしゃそ)
権威や権力者のかげに隠れて悪事を働く者のこと。
道聴塗説(どうちょうとせつ)
受け売りの学問、知識であること。
意馬心猿(いばしんえん)
煩悩や情欲などの欲望に心を乱されて落ち着かないこと。
雲集霧散(うんしゅうむさん)
たくさんのものが集まったかと思うと、たちまち霧のように散ってしまうこと。
黄塵万丈(こうじんばんじょう)
黄色い土煙が空高く舞い上がること。また、戦場で砂ぼこりが高く舞い上がるさま。
筆耕硯田(ひっこうけんでん)
筆で硯の田を耕すという意より、文筆で生計を立てること。
不失正鵠(ふしつせいこく)
物事の要点や急所を的確にとらえること。
嘉辰令月(かしんれいげつ)
「嘉」は日のこと。よい日とよい月の意から、めでたい月日のこと。
画虎類狗(がこるいく)
才能のない者が人のまねをしてもうまくいかないということ。
才子佳人(さいしかじん)
才知のすぐれた男子と美しい女性のことで、理想的な男女のこと。
釜底抽薪(ふていちゅうしん)
煮えたぎる釜の下の薪を引き抜いてしまえば、沸騰は止まる。問題を解決するためには、根本原因を取り除くことが肝要であるというたとえ。
孟母三遷(もうぼさんせん)
子どもの教育には、ふさわしい環境を選ぶことが大切であるという教え。孟子の母の教え。
名誉挽回(めいよばんかい)
失敗してしまった名声や信用を、その後の行動で取り戻すこと。
融通無碍(ゆうずうむげ)
考え方や行動がのびのびとしていて、こだわりがないさま。
容貌魁偉(ようぼうかいい)
姿かたちが堂々ととしていて立派なさま。「魁傑」は大きくて立派であるという意。
用管窺天(ようかんきてん)
世間知らずで、視野や見識が狭いことのたとえ。