C四字熟語⑤-2
河山帯礪(かざんたいれい)
永遠に変わらない誓い。
七歩八叉(しちほはっさ)
詩文の才能があること。
魏の曹植は、七歩歩く間に詩を作り、唐の温庭院は八回腕を組む間に八韻の賦を作った故事から。
梅妻鶴子(ばいさいかくし)
風流な隠遁生活を送ること。
妻の代わりに梅の木を、子の代わりに鶴を愛でて、一人で清らかに風雅に暮らしたという故事から。
山藪蔵疾(さんそうぞうしつ)
多少欠点があっても、それを補うほど器が大きいこと。
山や藪には害のある虫が隠れているという意。
精衛塡海(せいえいてんかい)
できそうにもないことを企てて、無駄に終わること。
竜跳虎臥(りゅうちょうこが)
筆跡が自由自在なさま。
稗官野史(はいかんやし)
民間に伝わる言い方や物語。
菟糸燕麦(としえんばく)
名前と実体が伴わないこと。「菟糸」は「糸」の字があってもおることができず、「燕麦」は「麦」の字があっても食用にならないということから。
一蓮托生(いちれんたくしょう)
行動、運命を共にすること。
図南鵬翼(となんほうよく)
大きな志。大きな目標。
朝蠅暮蚊(ちょうようぼぶん)
くだらない人物がはびこること。
朝には蠅がまとわりつき、日暮れには蚊がまとわりつくという意から。
穿壁引光(せんぺきいんこう)
貧しい生活に耐えながら、勉学に励むこと。
壁に穴を開けて隣の家の光を盗み、盗んだ光で勉強をするという意から。